フリュウ・ギャラリー – 谷根千のレトロなギャラリー

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スタッフ日記

水戸の休日 藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察

ゴールデンウィークといえども休日は木曜日だけ。

でも行ってきました!満員の特急列車に乗って水戸へ。

水戸芸術館 藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察

素朴な造形なのにもかかわらず、最大限の「ここにいられる楽しさ」を実現したような建築の数々を、模型や写真で追体験することができます。
展示場所に、幅のすごく狭ーい細長い扉から入るとか。(横になっても入れない人はどうするのか・・)

模型自体、見たことないようなもので。
建築模型というとスチレンボードとかで作った白いやつとかが普通だと思ってたんですけど、これが木彫なんですよ!大きな木の切り株をゴリゴリ丸彫りして作っていてクレイジーで素敵!
(その写真がなくてご紹介できず)

模型なのに触りたくなる魅力があります。
原始的な感覚を呼び起こしてくれる、童心に帰れる建築なんでしょうね。ぜんぶ秘密基地に見えました。

東京湾岸部100年後の模型。
1494566520635東京タワー(手前右)が折れて水に浸かっている。
宇宙船のような形の白い塔や、墨でできたストーンヘンジめいた造形もワクワクします。


移動式茶室は現物がありました。
車輪が付いた仕様の茶室(オール木製)で、これはその中の様子。
1494566344134狭さの美学。

展示内にはたねやカフェ(飲み物無料ですって・・・?)もあり、タイルのワークショップもありと盛りだくさんでとても楽しい!

そして結局、展示の模様の面白さをお伝えする写真が一枚もない・・・。
百聞は一見に如かず、って言いますから行ったほうがいいですよ!
といいつつ、もう展示終わっちゃうけどね。
しかしこの展示をきっかけに藤森建築にとても興味がわきました。
そのうち実際に彦根に藤森建築を見に行ってこようと思います!
まあそれはそれとして。

千波湖の自然も満喫しつつ
DSCN2935カモのデート風景で和む。
DSCN2936カモはやっぱりかわいいな~。

そしてつつじもたけなわな偕楽園へ。

DSCN2941人よりも背丈の大きいつつじ、過剰な色合いでとてもいいです。
和のバロック・・・

↓好文亭からつつじを望む。
DSCN2943

帰りは駅ビル内でネストビールを飲んで水戸旅行の〆としました。
今回は藤森展示を観る以外にノープランで臨みましたが、こうした庭園巡り的なアクティビティも併せると満足度が格段にあがる!ということを発見した旅でした。

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