タベモノ×ブンガク　Vol.2

青木理恵　　　熊谷奈保子　　　千秋まみこ　　　ますだまや　　　諸橋南

いつでも文学には魅力的な食べ物が出てきます。
それは文字の上だからこそいろいろな想像をかきたてられ、
とてつもなくおいしそうだったり、あるいはキテレツそうだったり。

ブンガクに出てくるタベモノ、そしてそれを囲む人々に思いを馳せながら、
五感を喚起させる作品をクロスオーバージャンルで展開します。

作家紹介

※→の後はモチーフとなる文学作品

青木理恵（版画、ペン画に水彩）→『大草原の小さな家』シリーズ
2003～2007 英国ロンドンで芸術を勉強
2006 “Inspired by…”でWorld&Image部門受賞(ヴィクトリア&アルバートミュージアム/イギリス）
帰国後は企業でデザイナーとして6年間勤務
2013 版画個展「ヨコスカシグニチュア」
現在新潟市在住

熊谷奈保子（イラストレーション）→梨木香歩『西の魔女が死んだ』
1981　千葉県生まれ　東京都在住
2004　多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業後、デザイン会社に勤務
2014　フリーのイラストレーターとして活動開始
2018　「My Book, My Design Vol.9」参加（フリュウ・ギャラリー）
イラストレーション青山塾19期生

千秋まみこ（イラストレーション）→古内一絵『マカン・マラン』
東京都在住
東京造形大学造形学部デザイン学科卒業
個展・グループ展等で作品を発表しながら、イラストレーターとして活動しています。

ますだまや（彫刻）→川上未映子の食のシリーズのエッセイ
1988　広島県出身
2011　武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業
2017　ベネトンコレクション企画「Imago Mundi」参加
2017　「ますだまや木彫展ーアパートの片隅ー」（フリュウ・ギャラリー/千駄木)
他グループ展など

諸橋南（イラストレーション）→平山夢明『ＤＩＮＥＲ』
横浜出身のイラストレーター、グラフィックデザイナー。
主にコラージュの技法を使った、シンプルな中に遊び心を取り入れたイラストが特徴。
ロンドンのセントマーチンズにてグラフィックデザインを学ぶ。
2017年夏に同コースを修了し、日本へ帰国。
現在は神奈川・東京を拠点にフリーランスとして活動しつつ、オリジナルの紙雑貨制作も行うなど幅広く活動中。